おいしい スペイン語

南米でどくだみを育ててみた

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わたし、どくだみ茶が大好きで日本にいるときは毎日飲んでいました。

結婚してから飲み始めて、最初は買ってたんですけど、そのことを主人のお母さんに話すと、実家に生えているどくだみを干して自家製どくだみ茶を作ってくれたり、主人の四国のおばあちゃんも作っておいてくれて、お盆に田舎に帰ると大量にいただいたりして、日本を出る前はもう買うことはほとんどなかったですね。

本当にありがたかったです。

そしてアルゼンチンに移住するときに、送る荷物の中にそのどくだみ茶を乾燥した茎のまんま(細かく切らずに)黒いビニール袋に入れて国際郵便で送ったら、税関でチェックされて没収されてしまいました。

あぁ、おばあちゃんが丹精込めて作ってくれたお茶がゴミ箱に。。

お茶なのに。

確かに植物は持ち込めないけど、お茶なのよ、カラッカラなのよー。

がっかりしましたね。

それ以来、どくだみ茶は飲んでいません。

なぜなら、アルゼンチンにもウルグアイにもどくだみ茶葉は売っておらず、どくだみが日本のようにそこらへんに生えているのも見たことがなく、育てることもできなかったから。

どくだみ茶を飲まずに2年ほど経ったころ、2016年だったと記憶してるんですけど、わたし、急性副鼻腔炎になったんです。

病院で、レントゲン撮って、血も採って、副鼻腔炎と診断されました。

診断されて、薬もらうまでが大変だったんですけど、それは割愛します。

そのときのブログ記事あるんで気になる方はこちらで詳細どうぞ

んでですね、そのとき思ったのが、副鼻腔炎になったのはどくだみ茶を飲んでないからなのではないか、ということなんですね。

それ以来、草むらを見つけてはどくだみではないか、と目をこらしてきたんですが、ブエノスでもモンテビデオでもどくだみが生えているのをみかけることはありませんでした。

それが、ドゥラスノに引越してから、メルカードリブレ(楽天みたいな、ネットショッピングサイト)でふと、適当にどくだみをネットで翻訳して検索したら、売ってるじゃん!!

えー、じゃぁ、ブエノスでもモンテビデオでも買えたんじゃ・・・?

まぁ、でもウルグアイに来るときに国境を越えての引越しで手放さないとダメだったろうし、ドゥラスノに来るまではベランダもない家に住んでいたから育てるのは難しかっただろうから、今がそのときだったんだよね!

・・って前向きに考える。

ついに我が家に念願のどくたみちゃんがやって来ましたー!

ちなみにどくだみはスペイン語でHouttuynia cordataと言うようです。

なんて読むねん。

どくだみ用のプランターを買いに近所の花屋さんに行ったときに、店主の方に何を植えるのか聞かれて、主人がHouttuynia cordataって言ったら、何それ?って感じでしたから、やはり一般的な植物ではなさそうです。

去年の7月に買ったんですけど、こちらでは真冬(日本でいう1月ごろの気候)だったんで、ちゃんと育つか心配だったんですけど、無事にすくすく育ってくれました。

花が咲くのを待ってたんですが、いっこうに咲く気配がなく、もう秋にさしかかりそうだったので、昨日、初どくだみ狩りを行いました!

ネットで見ると、増えすぎて困るとか除草が大変とか多かったんで、わっさーって増えるかと期待してたんですが、意外とモリモリと増えることはなく、大した収穫にはなりませんでした。

これくらいだと干して、お茶として飲んだら1ヶ月くらいでなくなってしまいそうです。

が、ないより全然よい!

わたし、副鼻腔炎はもう慢性化してるんで、大事に飲みたいと思います。

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