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サルタの伝統音楽フォルクローレの聴けるペーニャに行ってみた

投稿日:2018-01-12 更新日:

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サルタの音楽といえばフォルクローレ!

そのフォルクローレの聴けるペーニャに行ってきました。

フォルクローレというのアルゼンチンではペルーやボリビアに近い北部にあるサルタなど、南米諸国で愛されている民族音楽のことで、そのフォルクローレの生演奏を聞きながら食事のできるレストランのことをペーニャと言います。

友人の友達がやってるペーニャに連れてってもらいました。

予約しないと入れないほど人気のお店らしく、夜10時くらいに行ったのですが外には順番待ちのお客さんがたくさんいました。

La Casona Del Molinoラカソナデルモリノというお店。

こんな感じの部屋が5つくらいあって、各部屋それぞれに演奏隊がいてそれを聴きながら飲んだり食べたりして、みんなおのおの楽しむって感じです。

その演奏隊はたぶん、お店に雇われた人たちじゃなくて、お店に来た人が勝手に歌いだしてるみたい。

奥にあるテラス席。

ここが一番開放感があって、人気の場所のよう。

友人が、お店の人にテラスの席が空いたら教えてってゆってたけど、結局、最後まで移動できなかった。

テラス席で踊りだす人たち。

これもショーじゃなくて、踊りたい人が踊ってる感じ。

わたし達の席はこの部屋。

曲が始まるたびに友人が、来た来たー!って感じで口笛ふいて、いちいち「ィヤッホゥーー!!(めっちゃ巻き舌でマネできへん)」みたいな、ぐっさんみたいな合いの手入れるのが面白かった。

ネットで調べてみたら「Yeeeehaaaaw!」とか「YEEHAW!!」とか言ってるみたい。

ガウチョの牛を追うときの掛け声らしい。

んで、一番奥の黒いTシャツの人、たまに自分の足元をたたいてるんやけど、何してんねやろか??って思ってたら、カホンっていう四角い太鼓(パーカッション)をたたいているんだそう。

そのたまにたたくまでの間、くちゃくちゃ何か噛んでるんやけど、何噛んでるんやろか??って思ってたら、コカの葉っぱを噛んでいるんだそう。

友人もたまに噛んでるコカの葉、コカインの元?クスリ?って怪しんでしまいますが、コカの葉自体はコカイン濃度が薄いから依存性や精神作用はほとんどないらしい。

ちょっと疲れたときとかに噛むと疲れが癒されたりするらしい。

あれ?

カホン叩いてる黒いTシャツの人がたまに白い粉、手につけて舐めてるんやけど何なん?

アカンやつちゃうん?って思ってたら、Bicarbonatoビカルボナット(重曹)だって~、ホッ。。

コカの葉を噛んでて、薄くなったら重曹をちょっとなめると味が復活するらしい。

でも舐めすぎるとお腹がゆるくなるからほどほどに、だって。

あー、知らんことまだまだあるなぁ!

テラス席のサイドにはオープンパリーシャがあって、大量のお肉が次々に焼かれていきます。

ここラカソナデルモリノでは本格的なアサードが食べれて、エンパナーダやウミータなども美味しくて評判なんだそう。

でも、今日はごはんは家で食べてから来たので、ポストレ(デザート)のケシージョとサングリアを堪能しました。

フォルクローレはあまり馴染みのないジャンルなので歌だけではあまり盛り上がれないけど、周りの人たちの楽しそうな雰囲気と、美味しいお料理で大満足な夜となりました。

 

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