ウルグアイを代表するサッカークラブのうちの1つ、ペニャロールの本拠地であるカンペオンデルシグロスタジアムができたのは2016年。
つい最近できたこのホームグラウンドで昨日、初のクラシコが行われました!
クラシコ(英語で言うクラシック)というのはライバルチームが対戦するダービーマッチのことでウルグアイではペニャロールとナシオナルの試合です。
ウルグアイ国民のほとんどがこのどちらかのチームを応援しており、イコールこのクラシコはほぼ全国民が注目する試合なのです。
ペニャロールのホームグラウンドで行われる初のクラシコということで、チケットはソシオと呼ばれるファンクラブの会員でほぼ完売しており、手に入らないかも。。とドキドキしていたのですが、試合の2日前に一般発売が解禁となり、主人がチケットショップに並んでやっと手に入れることができました!!
試合の2日前に一般発売するというギリギリのチケット発売方法。。またしてもわたしの中の常識が覆された瞬間です。
まぁね、何ヶ月も前に発売されたって行けるかどうかなんてわかんないし、これはこれで悪くないのかもしれない。。?
そもそも1ヶ月前くらいにいろいろ事情があって、試合日が1週間ずれたんですよね、この試合。
予定は未定、臨機応変ものは考えようです。
さて、当日。
先月、カンペオンデルシグロに行ったときと同じく、セントロから103番のバスに乗って向かいました。
ペニャロールのファン感謝デーにカンペオンデルシグロに初めていったときの記事も読んでね。
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ウルグアイのサッカークラブ、ペニャロールのホームグラウンド Estadio Campéon del Sigloに行ってきたよ!
ウルグアイの2大サッカークラブのうちの1つである、Club Atlético Peñarol ペニャ ...
バスで1時間くらいかかるんですけど、何もないど田舎にあります。
普通の路線バスなんですけどスタジアムに着くころには車内はほぼペニャロールファンで満員になる。
郊外にあるので車で行く人も多く、まだスタジアムは先なのにたくさんの車が止まってる。
これが帰りにすんごい渋滞になって大変だったんですよ。。
ほい、カンペオンデルシグロ見えてきた!
やっぱりスタジアムに見えない。
バスを降りて、10分くらい歩くんですけど、たくさんの食べ物の屋台が出てて、めっちゃそそられる~!
ハンバーガーとかチョリパンとかパンチョとかエンパナーダとか。
ちなみにスタジアムの中へ食べ物を持ち込めないので入る前に食べるか、帰りに食べるかどっちかですね。
帰りの方が買ってる人たくさんいたかな。
グッスのお店。
わたしたちはゴール裏チケットだったんですが、スタジアム内のこのエリアにグッズ売場はなかったのでここらの露店でしかグッズが買えそうになかったです。
スタジアムはもうすぐ!
スタジアムの周りには馬に乗った警察官が警備してました。
クラシコやから、厳重警備なんかな思ってたらブエノスで見たペニャロールの試合のときほどの重警備ではなく、ピリピリした感じはあんまりなかったかな。
ブエノスで見たペニャロールとサンロレンソの記事はこちら。
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ペニャロール(ウルグアイ)対サンロレンソ(アルゼンチン)の試合を見てきた
主人の大好きなウルグアイのサッカーチームであるペニャロール(Club Atlético Peñaro ...
持って行った水の入ったペットボトルは入り口で捨てるように言われましたのでペットボトルは持ち込み不可のようです。
でもマテと魔法瓶は持って入ってる人がいたのでそれはOKみたい。
でもダメって言う警官もいるかもしれないので、サッカー観戦に行くときは荷物は最小限にすることをオススメします。
何が危険とみなされて没収されるかわからないですから。
試合開始の20分くらい前にやっと中に入れたんですけど、すごい人で居場所を見つけるのが大変でした!
1階は熱狂的なサポーターが多くて危なそうなので2階で見ることにしました。
熱気がすごい~!
向かいのゴール裏はナシオナルのサポーターエリア。
両サイドの空席はサポーター同士が揉めないように意図的に空けてるらしいけど、つい収益的にもったいないなぁって思っちゃう。
メインスタンドも満席!
スタンド席の上は個室になっていて、そこもいっぱい!
あー、わたしもいつか個室で観戦したいわー。
今日は昼間の試合で暖かかったけど、これから本格的に寒くなるし、夜の試合なんか寒くて死んじゃう!
それより何より何がいやって、タバコやマリファナの煙!!
どんだけ吸うねんってくらいあっちこっちで煙がモクモクしてて。
あ、ウルグアイはマリファナが合法なんで、けっこう吸ってる人がいました。
ちょっとタバコと煙のにおいが違うのと自分で紙で巻いてるからなんとなくわかる。
これ、試合の開始前と後半戦の始まる前にゴール裏一面をおおう横断幕の中なんですけど、地獄。
空気がこもるからタバコ、マリファナの煙が充満するんです。
わたし、タバコの煙で頭が痛くなるんでホンマしんどかった。。
なんで禁煙ちゃうねん。。室内ちゃうしな。。禁煙ならんやろな。。ってことで個室で観戦を熱望。
あと、2階席ってけっこう傾斜があって、ゴール裏のファンって歌い叫びまくるから頭上からツバめっちゃ飛んでくるのが嫌でした。
もうきっとわたし、このスタジアムで観戦することないと思います。
センテナリオの観客少ない試合でタバコ吸う人から離れて、座って見たい。
さて、肝心の試合はというと1-1の同点で終了したんですけど、ホームで同点っていうのはまぁ、負けみたいなもんですよね。
しかも相手チームは1人退場していたのに点を取れないという情けなさ。
これ、3日ほど前のリベルタドーレス杯のフラメンゴ戦でも同じようなことしてて。
フラメンゴは1人退場しているのに点を入れることができず、同点終了だったんで、またか!といった心境でしょうか。
ペニャロールサポーターの落ち込みようったら。。
スタジアムからバス停までぞろぞろと歩くカルボネーロたちの暗さ、まるでお通夜のようでした。