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ウルグアイのサッカークラブ、ペニャロールのホームグラウンド Estadio Campéon del Sigloに行ってきたよ!

投稿日:2019-04-05 更新日:

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ウルグアイの2大サッカークラブのうちの1つである、Club Atlético Peñarol ペニャロール

そのホームグラウンドであるカンペオンデルシグロスタジアムへ行ってきました!

2016年3月にオープンしたばかりの新しいスタジアム!

実は驚くべきことに、このペニャロールというチームには長年、ホームグラウンドがなかったのです。

1916年に建設されたEstadio José Pedro Damianiというグラウンドを持っていたのですが、老朽化の問題から1997年の試合を最後に使用されていません。

この新しいスタジアムが完成するまでの約20年の間ペニャロールは、第1回ワールドカップが行われた歴史あるセンテナリオスタジアムを借りてホームゲームを行ってきました。

20年間もホームグラウンドがなかったなんて、このグラウンドができたときは感動もひとしおだったことでしょう。

しかーし!!

このスタジアム、遠い!

セントロ(中心街)からバスに1時間乗らないと着かないんです。

家からスタジアムだったら1時間半はかかりますね。

そこがネックでいままで、行けてなかったんですけど、なんと3月31日にペニャロールがファン感謝デーを開催するというのでついに!念願の!!カンペオンデルシグロスタジアムに!!!行ってきました!!!!

まずはセントロまで出て、103番のバスに乗ります。

バスはバス停に止まるたびにペニャロールファンを乗せていき、最終的にはカルボネーロでぎゅうぎゅう詰めになりました。

老若男女、黄色と黒のユニフォームやらTシャツやら身につけている。

バスから見えたスタジアム。

え、あれ?想像と違う。。

ぜんぜんスタジアムっぽくない!

黄色と黒じゃない!

バスにゆられること1時間。

バス停からはなーんにもない、田舎道を10分ほど歩きます。

なんでここに作ったんやろか。

ここまで田舎じゃないとあかんの?

ぜんぜんペニャロール地域とも関係ないし。。謎。

着いてもすぐ入れへんかった!

めっちゃ並んでるやん!

横から見たらスタジアムっぽかった!

ペニャロールっぽいのこのマークだけ。

黄色と黒どこいったん。

ペニャロールのファンの名称がカルボネーロなのはもとは、鉄道会社が作ったチームだから。

当時の汽車がでーん!と展示されてました。

そうか、スタジアムがグレーなのはこの汽車の色をイメージしてるのかも!

チケットと身分証明書のチェック、持ち物チェック、ボディチェックが済んでやっと中に入れました。

食べ物の持ちこみは禁止だそうです。

マテと魔法瓶、子供の水筒は持って入れました。

 

入ってすぐ、いきなりこーんな美味しそうなアサード屋さんが。。

ここはグッとがまんして、そそくさと中に入ります!

ドキドキ。。

じゃーん!

生で見るカンペオンデルシグロのピッチ、感動!!

今日はファン感謝デーなので、午前中に少しだけペニャロールの選手たちが練習してるのを見ることができました!

ピッチの周りを軽くランニングしてるのは昨日の試合に出場した選手たち。

ちっちゃい子が「バモ、セボーシャ!」って叫んでるんめっちゃ可愛かった!

声が届いたようで、その子に手をふって応えるセボーシャ選手。

ペニャロールの選手たちの練習を熱いまなざしで見つめるペニャロールファンたち。

主人も最前列で真剣に練習を見ていました。

「モタがえぇ感じや!」らしいです。

日差しがあんまりにも強くて上の子が日陰に座りたいというので、ちょっと上のほうの日陰の席から見たピッチ。

ちょっと離れた席でも、ピッチが見やすくてとってもいいスタジアムだなぁ、と思いました。

座ると気になるのが食べ物の売り子さん!

こちらはペニャロールデザインのアルファフォーレス(チョコパイみたいなアルゼンチン、ウルグアイで圧倒的支持を得ているお菓子、激甘!!)。

こちらはチュロス。

日本でも馴染みのあるチュロスですが、アルゼンチンでもウルグアイでも15cmくらいの長さで、日本のように長くないです。

砂糖をかけただけのシンプルなのと、ドゥセデレチェ(ミルクジャム)を詰めたものがありました。

この他にもアイスクリームやポテトチップなんかの売り子さんもいましたが、いずれも屈強な男性が売っていました。

日本のように重い荷物を持たなければならない売り子を女性にさせる、という発想はありえなさそう。

さて、公開練習も終わり、外に子供の遊べるエリア(たぶん今日だけの設置のよう)があったのでそちらに行ってみることにしました。

途中で見つけたナイタンのタペストリー。

現在、アルゼンチンのボカで活躍中のナイタン選手ですが、ユース時代からペニャロールに所属し、2017年には21歳の若さでキャプテンマークを付け、ペニャロールのキャプテン最年少記録を打ちたてました。

キッズエリアでひととおり遊んだあと、オフィシャルグッズのテントがあったので入ってみました。

ユニフォームがずらーり。

子供サイズがかわいーんだよなぁ。

ぜんぶ欲しくなる主人の気持ち、少しわかってきたかも。

かわいいぬいぐるみがあれば欲しかったけど、なかった。

赤ちゃんのスタイも売ってます。

ペニャロールパッケージのマテのシェルバ(茶葉)も売ってた。

いろいろ欲しかったけど、買ったのはこのマグカップだけ。。

いまの経済状況じゃオフィシャルのグッズは高価すぎて買えませんでした。

がんばって稼ぐぞー!と気が引きしまりましたね!

と、テントを出て、ふと目に入った長蛇の列。

聞けば、なんとファン感謝デーのチケットでピッチやロッカールームに入れるんだそう!

しくったー!

公開練習終わったときに、みんなぞろぞろと出ていくなー、って思っててん!

炎天下の長蛇の列。。これは1時間は並ぶな。。

ここまで来て見ずに帰れるかっ!と腹をくくって最後尾を探していたら、どこからともなく「子連れはあっちの列で入れるよ」と男性が声をかけてくれて、その最後尾に連れてってくれました。

ありがたや~!

このおかげで30分ぐらいで中に入ることができました。

さぁ、カンペオンデルシグロスタジアムツアーの始まりです!

いきなりたくさんのパネルが並んでいました。

どれも歴代のペニャロールで活躍したすばらしい選手たちのようで、いちいち興奮してなかなか前に進めない主人。

まずはプレスルームを見学できるようです。

おぉ~、なんかTVで見たことあるー!

監督とか記者会見するとこ!

150ペソで座って写真とることができる。

そして、いよいよカンチャ(ピッチ)行きますよ!

天然芝のピッチまでは行けなかったけど、選手と同じ目線に立てるのが嬉しいね!

ベンチにも座れましたー!

ピッチって言っても柵で仕切ってあって人工芝のとこだけだったんですけど、じゅうぶんですね!

アルゼンチンのボカのボンボネーラのツアーだとここまで入れなかったもんね。

ボンボネーラツアーの記事も読んでみてね!

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さぁ、次いってみよ。

ロッカールーム、来たー!

とりあえず好きな選手のモニターのとこで写真撮っとく。

モタ。

セボーシャ。

グスマン・ペレイラ。

ペニャロールのミュージアム。

おんなじように見えてビミョーに違うユニフォームたち。。

絵とか

さらに絵とか。。

下の5つはコパ・リベルタドーレスの優勝トロフィー。

上の3つはインターコンチネンタルカップ時代の優勝トロフィー。

ペニャロールの歴史についてちょこっと書いた記事ありますので読んでみてね。

【ウルグアイ観光】ウルグアイを代表するサッカークラブチーム・ペニャロールのミュージアムに行ってきた!

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これにてカンペオンデルシグロスタジアムツアー終了です!

最後にもう一度、ピッチ見て帰ろうかとスタンドに向かうと、フォルランのパパ登場!

フォルランは2014年から1年半、セレッソ大阪でプレーしていたのでご存知の方も多いと思います。

そのお父さんであるパブロ・フォルランも偉大なサッカー選手でペニャロールの選手だったんですよ。

わたし、フォルラン好きなんですけど、主人いわく、フォルランのパパは軽くその4倍はすごい選手なんだそうです。

このインタビューのあと、サイン欲しさにたくさんの人が群がってましたのでその人気ぶりが伺えました。

ペニャロールの会長にも会えました!

最後はペニャロールサインと記念撮影して、興奮冷めやらぬまま家路につきました。

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