スペイン語

スペイン語圏でも通用する日本名について考えてみた

投稿日:2017-10-20 更新日:

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先日、新聞に草間弥生さんの記事が載っていました。

この草間弥生さん、アルゼンチンで人気があるようで日本にいた時より目にする機会が多いような気がします。

2013年にはアルゼンチンで個展も開催されて大人気だったみたいです。

記事に載っていた水玉模様のかぼちゃのオブジェ。

数年前に瀬戸内海の直島で見たこのオブジェが草間弥生さんの作品だと、この記事で気付きました。。

それはさておき、この記事で気になったのがYayoiという名前のローマ字表記。

これ、シャショイじゃん!

アルゼンチンのスペイン語読みだとya,yu,yoはシャ、シュ、ショと読むのです。

や、ゆ、よ、の発音がないんです。

日本人がRとLの聞き取りや発音ができないように、やゆよが言えないようです。

例えば優子ならシューコ、雄太ならシュータって感じ。

あと、Ryoりょ、も難しいみたいですね。

例えば良太ならリオタになっちゃうし、涼子はリオコになる。

リョ、って発音ができないらしいです。

あと下記のリンクの名前リストでわかるように、基本的に名前の最後の母音がアで終わるのは女の子、オで終わるのは男の子の名前です。

スペイン語の女性名
スペイン語の男性名

わかりやすいところで言えば、クラウディアは女性で、クラウディオは男性の名前ってことになります。

でもこれは日本名の場合、あんまり気にしなくていいかなぁと思います。

オの母音で終わる名前であっても、名前の由来とか意味とか説明すればいいし、日本の名前なんだから、こちらの人は「オの母音で終わるけど女の子なんだね」で終わります。

うちの次女はオの母音で終わる名前ですけど、日本語の意味とか教えたりしてみんな興味深く聞いてくれて、名前でからかわれるなんてこともありません。

アクセントは後ろから2つめの母音ですので、日本のイントネーションとは違ってくるのですが、読めない文字は入ってないのでちゃんと発音はしてもらえます。

そうそう、スペイン語ではHは発音しません。

例えばHinataひなた、だったらイナタと読まれます。

Hではなく、ja,ji,ju,je,joで表記すると「ハ」「ヒ」「フ」「ヘ」「ホ」と読めますが、日本語のハヒフヘホとは違い喉の奥から強く息を出す(喉を少し閉める)感じの発音になります。

あと、za,zi,zu,ze,zoは「サ」「シ」「ス」「セ」「ソ」と発音しますので、泰造とか雄三とかの発音は難しそうです。

ツ、も発音がないそうで、ミツルとかタツヤ、カツヤのツね、これ難しいですね。

グローバルな時代ではありますが、日本人なんだから日本風に名前を付ければいいと私は思っています。

言い間違えられやすかったり、そもそも読んでもらえない発音だったり、良くない意味の名前だった場合、ニックネームで読んでもらう方法もあります。

うちの主人は4文字の名前ですが、2文字に省略されて呼ばれています(どんな名前でもだいたい2文字に省略される)し、ニックネームで呼ばれることもあります。

そうは言ってもスペイン語圏の人にも馴染みがあって、日本でも通用しそうな名前はいくつかありますので挙げておきますね。

女の子ならエリカ、マリア、ミカ、ナオミなど。

男の子はあんまり思いつかないんですけど、強いて言うならレオとか、リキかなぁ。

選択肢、せまっ!(笑)

もし、お子さんに海外でも通用する名前をつけたいって考えている方がいれば、スペイン語圏(アルゼンチン)の注意事項は上記になりますので参考にしていただければ幸いです。

 

 

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