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アルゼンチンのコルドバからサルタに行くの巻

投稿日:2017-12-27 更新日:

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さて、長かったコルドバ滞在も今日で最終日。

お世話になった友人一家に別れを告げて、ブエノスアイレス。。ではなくなんと今度はサルタに向かいます。

サルタには主人の友人がたくさん住んでいて、年末年始を一緒に過ごす予定となっているのです。

今回ももちろん長距離バスで移動します。

朝の9時にコルドバ発のバスに乗り、到着予定は夜の11時!

なんと14時間もかかる!

前回のブエノス~コルドバは夜行バスにして、寒さと子連れでは寝れないことを勉強したので今回は昼の便にしてみたのですが吉とでるか凶とでるか。。?

前回の失敗を教訓に、車内の寒さ対策は万全です!

しっかり着込んで持てるだけの上着を持ってバスに乗り込みました。

最初の3~4時間は子供たちは朝が早かったこともありぐっすり寝てくれたので、ぜんぜん余裕で過ぎていきました。

窓から見える景色を楽しむ余裕があった。

どこまでも続く大草原!

ふしぎと飽きない。

たまに見える羊や馬や牛の群れにいちいちテンションが上がる。

そんなのほほんとした状況が午後2時を過ぎたころに一変!!

暑い!!

最初、ちょっと暑くて外の日差しのせいかと思っていたけれど、どんどんどんどん暑くなる車内。。!

クーラーの送風が弱い。。

なんでこんな外が暑いときにクーラー弱めるねんっ!!ってイライラしてたらなんとクーラーの故障だと!

ウソやろ~!

クーラー弱めただけってゆってよーー!

とかゆうてる場合ちゃう。

車内はまるでサウナのよう。

なんでかバスの窓は開かない仕様になっていて、車内に4ヶ所あるちーっちゃい窓を開けて歩くバス会社のおじさん。

まさに焼石に水ってこのこと!

ぜんぜん涼しくならねぇーーー!

もうさ、クーラーの故障とかしょっちゅうなんだろうからさ、窓は開けれる仕様で作ろうよ。

汗だくで過ごすこと1時間強。。

サンチアゴのバスターミナルでクーラーの修理をするのでしばしの休息。

1時間ほど待って、結果、クーラー直らず。

なんかなぁ、そんな気したわ。

そんなすぐ直るらんよね、ここアルゼンチンやもん。

で、トゥクマンまで行けば大きなターミナルで修理ができるからトゥクマンまでこのまま走ることになったんだけど、ここからが地獄。

夕焼けの日差しがガンガン照りつける車内は、どんどん暑くなっていく。

途中、バス会社のおじさんが、氷とジュースを補充してたけど、対応それだけ?

日本やったら苦情殺到であろうこの状況で、誰ひとりとして文句も言わず、みんな冷たいジュースをありがたくいただいて耐えていました。

そうやんな、文句言ってピリピリしても状況変わらんし、バスは動いてるんやし、耐えてたらいつか目的地に着くもんな。

バス会社の人も同じ暑い中、がんばって仕事してはんねんやし。

でも、でも、とにかく暑い!!

ザ・ガマンの挑戦者になった気分。。古っ!

そんなこんなでトゥクマンまでの約120kmをなんとか乗り切って、着いたターミナル。

あー、天国ですわ。

トゥクマンって、『母を訪ねて三千里』で主人公マルコが最後にお母さんとめぐり合う町なんだそう。

そんなん聞いたらちょっと見たくなるね、『母を訪ねて三千里』。

待つこと1時間強。。クーラー直った!!

あー、わたしにとってもトゥクマンは幸運の町やわ!

さっそくクーラーの効き始めたぬるーい車内に乗り込みます。

ちょっとしかクーラーの風、出てきてない気がするんやけどホンマに直ったんやろか?

半信半疑やったんですけど、数十分後には無事に涼しい車内になってホッ。

しかし、これがまた悲劇の始まり。

外は日は沈み、気温が下がってきてもガンガンにかかるクーラー。

またしても極寒。

おまけに汗で湿った服を着ているもんだからさらに冷える冷える。

夜10時になって消灯になっても寒すぎて寝れるかぁ!!

風邪ひくやつやコレ。

なんとか持ってきた服ぜんぶ着込んで、やっと、やっと深夜の1時過ぎにサルタに到着。。!

と、おもいきや、乗り換え!!

バスはJUJUY(フフイ)行きで、サルタ行く人は乗り換えるんだって。。

ここからさらに40分、バスにゆられてやっとこさサルタのバスターミナルに到着しました。。。

深夜2時。

17時間!!

しっかり昼間のバス移動は凶と出ました~!

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