最近、アルゼンチン旅行者のブログをよく読むんですが、強盗に遭うかたがとても多いことに驚きます。
いわゆるバックパッカーと言われる方々に被害が多い気がしました。
確かにブエノスアイレスは治安が悪いですが、少しの心がけで防げることも多いですのでその傾向と対策を書きたいと思います。
アルゼンチン(ブエノスアイレス)の治安が悪い原因
移民の受け入れに寛大なアルゼンチンはそれが故に貧富の差も激しい。
街中のカフェが毎日、アルゼンチン人でにぎわっているのに対し、移民が路上で物乞いをする姿が多いのが印象的です。
街のゴミ箱を漁って、大きなリヤカーを引く若者も多い。
そんな彼らにとって日本人旅行者は格好の標的となるようです。
少しでも隙があると狙われますので、いつでも誰かが見ていると思って行動しましょう。
窃盗の手口
ケチャップ強盗
ケチャップのような赤い液体をかけられ、「汚れてますよ」と声をかけられて荷物を下ろしたり、服をふいたりしている間に荷物を盗まれるというもの。
バスの窓からケータイや荷物を盗る
バスの窓際の席で、ケータイを見ていたら信号で止まったときにジャンプして窓の外からケータイを盗むというもの。
これ、実は私の主人がこの手口でケータイを盗まれました。
足元に置いた荷物を蹴って盗む
飲食店などで足元に置いた荷物を気付かないうちに蹴って盗むというもの。
私が身近で聞いたり、ネットでよく見かけるのはこのような手口ですが、普通にスリや置き引きも多いです。
わたしの心がけている対策
大きな荷物があるときは
出入国の際のバスターミナルや空港などと宿泊先の移動はタクシーを使う。
バックパッカーのみなさん、お金を少しでも節約したいのはわかりますが大きな荷物を持って街中を移動するのは「どうぞ狙ってください」と言っているようなものです。
特に一人だと狙われやすいんじゃないでしょうか。
飲食店では
荷物を足元に置かない。
通路側のイスに荷物を置かない。
置くなら壁側に置きましょう。
かばんをイスにかけない。
かばんは膝の上がベストですが、背中とイスの間など体に触れるように置いておくといいです。
テーブルにケータイを置かない。
外出の際は
リュックは前で持つ。
お金を複数に分けて持っておく。
強盗に遭ったときに無一文にならない為。
ケータイやカメラは必要なときだけ出して、いちいちかばんにしまう。
ポケットに入れていると高確率でスられます。
すぐに出せる小銭を用意しておく。
道や飲食店で物乞いの人が声をかけてくることがあります。
少し危なそうな人だと小銭を渡したほうが安全なときがあります。
そんなとき、財布を出すと無用心ですのでかばんのポケットなどに小銭を入れておけばスッと渡せます。
人通りの少ない道を歩かない。
特に危ないと注意を受けた地域では必ず守ってください。
あやしい人かもしれないとちょっとでも思ったらあからさまでもいいので避ける。
直感を信じましょう。
それでも強盗に遭ったら
悪い人はどこにでもいますから、狙われないようにすることが大事です。
でももし、狙われてしまったらあきらめるしかありません。
抵抗したり、取り返そうと思って追いかけると命を落としてしまうこともあります。
相手が1人だったとしても、弱そうだったとしても、もしかしたらどこかに仲間がいるかもしれません。
まとめ
治安が悪い悪いと書きましたが、上記を気にしているおかげで、わたしはこれまで一度も危ない目に遭ったことはありません。
まぁ、ほとんどひきこもりですのでそもそも遭う確立が少ないのですが。。
それでも知り合いから置き引きやひったくりに遭った話をききます。
なので旅行者のみなさんは特に気をつけて、楽しく旅を続けてほしいなぁと思います。