海外生活もはや9年。
去年、ウルグアイのドゥラスノという小さな町に引っ越しました。
南米の田舎に暮らしてると、日本食材がほとんど手に入らないので、海外生活10年めにして、初めて梅干し作りにチャレンジしてみました!
アルゼンチンにいた頃は、日本食材に困ってなかったんですけど、ウルグアイに来てからはほとんど日本食材が手に入らないことや、コロナの影響もあって、手持ちの梅干しが尽きてしまったんですね。
そんな中、去年、日本に行った方からお土産で梅干しとお味噌をいただいて。。
久しぶりのお味噌と梅干しの味に本当に感動しましたね。
そこからこの梅干しが尽きたらどうしよう。。って考えてたら、ネットで梅がなくても梅干しを作れることを知って、時期が来たら作ろう!と思ってたんです。
日本でいう、杏、アプリコット、すもも、プラムで作れるんです。
こちらでは、ダマスコス、シルエラですね。
これはシルエラです。
シルエラの方が赤い色が出るので見ためが梅干し!って感じになるんですけど、皮がしっかりめに出来あがる気がします。
シルエラ、塩分18%で焼酎の代わりにウォッカで消毒しました。
ダマスコスだと薄いオレンジ色っぽくなる。
ダマスコスの方がやわらか~い出来あがりになるので、もし、来年作ることがあったら、ダマスコスのみで作ろうかな、と思ってます。
初めての梅干しづくりなので、500gぐらいづつ、いろいろ試しながら計6kgぐらいのシルエラ、ダマスコスで作りました。
最終的に塩分は16%、ビニール袋で作るのがいちばんやりやすかったです。
干すときは、まきすにクッキングペーパーをクシャッとしたものをひいて、その上に並べて、ひっくり返すのは朝イチのみ、というやり方に落ち着きました。
干しながらひっくり返してたんですけど、めっちゃ破れるので、取り込んだ翌日の朝にひっくり返すことで破れる確立が低くなりました。
3日干して、出来上がったものは、食べる分だけ1日、水につけて、塩抜きをし、その後、ハチミツに漬けて食べます。
唯一の失敗は、ペロン(ネクタリンだと思う)というモモで作ったら、美味しくなかったですね~。
バラ科サクラ属とバラ科モモ属の違いなんですかね。