アルゼンチンのサルタ地方で有名な食べものといえばHumitaウミータとTamalesタマレスとLocroロクロでしょうか。
友人とサルタの話をしていてウミータとかロクロとかよく食べるの?って聞いてみたら、「食べるし、美味しいよ!そうだ、今から食べに連れてってあげる。」って、急遽、セントロにあるレストランへ連れて行ってくれました。
Patio De La Empanadaパティオデラエンパナーダというお店。
ロクロはこの時期に食べるものではないらしく、友人に却下されました。
まずはサルタ人が絶賛するサルテーニャと呼ばれるサルタ風エンパナーダ。
牛ミンチにジャガイモが入ってて、揚げタイプ(焼きタイプもある)で確かに美味しい。
でも、特別どこよりも美味しいってわけではなかったです。
続きまして、こちらはタマレス。
丸くてキャンディみたいにとうもろこしの皮で包まれてるのがカワイイ。
ナイフを使って、両サイドのヒモを切って開きます。
とうもろこしで作った生地の中には炒めた玉ねぎやジャガイモと牛ミンチが入っています。
うん、まぁまぁ美味しい。
お次はウミータ。
サラード(塩味)かドゥルセ(甘い)、どっちにする?って言われて、サラードを選びました。
これも真ん中のヒモをナイフでチョキチョキして開きます。
これがねぇ、甘くないとうもろこしをつぶして蒸したやつ。って感じであんまり美味しくなかった。。
友達に「どうだった?」って聞かれて、「どっちかっていえばタマレスの方が好きかも。。」って感じにしか答えられないくらいどちらも微妙な味でした。。
子供用のコップが赤いブーツで可愛かった。
ちょっと男女7人夏物語みたい~!ってテンションあがる。
しかし後日、連れて行ってもらったお店で食べたウミータがめっちゃ美味しかった!
ソナノルテにあるEl Churquiエルチュルキというお店。
もう外観からして可愛くてオシャレなお店。
友人に「何が食べたい?」って聞かれたので「タマレス」って答えたら、「今日はやってない」って言われたからウミータはもう食べたくなかったのでエンパナーダを注文しました。
先に来てた友人の子供たちがウミータを食べていたのでちょっと味見がしたくなって、「Puedo probar?ちょっとちょうだい?」って声をかけて、味見させてもらったらこれがめちゃくちゃ美味しい!!
聞くと、ウミータのドゥルセなんだとか。
ドゥルセ!
しくったー、前、サラード頼んでた!
改めて、ウミータのドゥルセを注文してみました。
入ってるお皿がまたカワイイ。
サルタとかフフイとかっぽい素焼きの陶器。
素朴なウミータに合うわぁ。
ちなみにこのテーブルクロスはアルゼンチン北部やペルーなんかで昔から使われている布で、赤ちゃんの抱っこひもになったり、荷物を背負ったりしてたんだって~。
さて、ウミータのドゥルセのお味の方はというと、美味しすぎて1つじゃ足らんくらい、めっちゃ美味しかったです。
もうエンパナーダ頼んだのが悔やまれる。。!
でもこれ、とうもろこしの甘さじゃないよね、だってサラード全然甘くなかったもん。
たぶん砂糖入ってるよね。
砂糖はやっぱうまいなんやなぁ、って実感。
ぜひ、みなさんもウミータを食べるときはサラードとドゥルセを食べ比べてみてくださいね~!