わたしのスペイン語の先生でもあるアルゼンチン人の友人が誕生日にCentro Nabal(海軍センター)でランチをするというので参加してきました。
その建物はとても歴史があり、素晴らしいというのでとっても楽しみにしていました。
年配のご婦人がた6人に囲まれて、会話もままならないわたしは恐縮しつつも優雅なひとときを過ごしてきました~。
Centro Nabalとは
1911年に施工開始し、1914年に完成した海軍のメンバーのための施設。
スイスの建築家ジャック・デュナンとフランスのガストン・マレットによって設計された。
2016年に一般に公開され、誰でも利用できるようになった。
中の様子
入り口の上には海軍らしい船のオブジェがあった。
入り口の扉のブロンズの細工。重厚感があり素晴らしい。
エントランスの芸術的な装飾やフラスコ画。
6階のレストランへはエントランス左手にある木の扉から入ります。
この扉もよく手入れされており、古さを感じさせません。
螺旋階段。。ではなく両側にある昔ながらのゲートの付いた木のエレベーターで6階へ上がります。
エレベーターの最大収容人数4人。。少なっ。ちょっと不安!
ランチの様子
6階にあるダイニングルームがレストランになっています。
中央の丸いテーブルへ案内されました。
他のご婦人たちは前菜のあるコースを頼んでましたが、わたしは前菜のないメイン・デザート・コーヒーのコースを注文。
メインは野菜のクレープかLentejaレンテッハ(レンズ豆)から選びます。
わたしは迷わずレンテッハをチョイス。
アルゼンチンの家庭料理でレンズ豆を煮込んだシチューです。
主人が好きでよく日本で作ってくれましたが、アルゼンチンのレストランで食べるのはこれが初めて!
鶏肉が香ばしくってとっても美味しかったです。
お待ちかねのpostreポストレ(デザート)も選べました。
flanフラン(プリン)、パンプディング、洋梨のコンポート、ensalada de frutasエンサラダデフルータス(フルーツサラダ)、isla flotanteイスラフロタンテ(メレンゲのケーキ)
わたしはフランをチョイス!
アルゼンチンのプリンはめっちゃ美味しいから大好き♪
しっかり卵の味がして、お母さんの作ってくれたプリンを思い出します。
ソースも選べて、sambayonサンバジョンなんてのもありました。
ご婦人方はみんなそれぞれのデザートにこのサンバジョンのソースをかけてました。
サンバジョンとはアルゼンチンのアイスクリームのフレーバーにもある、白ワインと卵黄とクリームで作られたお酒の効いた大人な味です。
わたしはサンバジョンを食べたことがなく、失敗したら恐いんで今日はカラメルソースでいただきました。
食後のコーヒー。
アルゼンチンでコーヒーといえばエスプレッソがよく出てくるんですが、ここのはアメリカンな飲みやすいコーヒーでした。
わたし、エスプレッソは苦手なので良かった。。美味しかったです。
Centro Nabalの場所
フロリダ通り801に位置し、コルドバ通りとの交差点にあります。
コルドバ通りをはさんで向かい側にGaleria Pacifico(ガレリア・パシフィコ)があります。
わたしはレティーロ駅から歩いて行きましたが、最寄り駅はC線のサン・マルティン駅になります。
まとめ
今回は予約なしでしたが、予約はした方がいいかもしれません。
他のグループが何組かいましたが、みんな年配の方ばかりでお料理の値段はそんなに高くないんですが、少し敷居の高い感じがしました。