南米ウルグアイを代表するサッカークラブチームの1つである、C.A.ペニャロール。
なにを隠そう、うちの主人は熱狂的なHincha de Peñarol インチャデペニャロール。
Hincha インチャとはファン、サポーターという意味です。
そのC.A.ペニャロールの発祥の地、ペニャロール地区に行ってきました!
この発祥の地、ペニャロール地区なんですが、当然、現在もここがペニャロールの本拠地なんだろうと思いきや、スタジアムなどもなく、ただのペニャロールって名前なだけの、クラブチームには全く関連のない地区なんですよね。。
アルゼンチンのボカ・シュニオルズの本拠地がボカ地区なように、ペニャロール地区もサッカーの町になってたら良かったのに。。
もともとはこの地区で働く、セントラル・ウルグアイ鉄道の人たちがクリケットやラグビーのチーム(CURCC)をここで作って、サッカーチームも創設したけど、自然とペニャロールと呼ばれるようになって、独立してこの地区から出て行った、という歴史のようです。
サッカーと関係あるものはあまりないのですが、やはりペニャロールファンであるからにはペニャロール地区には一度は行ってみたい!ということで、足を運んでみました~。
ペニャロール行きのバスがあるんで、それに乗って行くのもちょっとテンション上がります!
降りたバス停にあった看板にC.A.ペニャロールと書いてあって、あー、ペニャロール地区に来たんだ。。ってちょっと感動!
ちなみにどこにもペニャロールグッズなど売ってませんでしたね。
とにかくね、ボカ地区と比べてしまうとね、全く違うんでね、ちょっとね、がっかりしますけれども。
そういう商売っ気がないのも、ウルグアイっぽいっていうか!
バス停からちょっと歩いて、今は廃線になってる鉄道の旧駅舎に向かいました。
じゃーん!
ペニャロール駅!
これはテンション上がりますねー!
この駅舎にペニャロール駅の博物館があるんですけど、開館日が土曜日の13:00~18:00のみ(2021年9月現在)って!
コロナだからかな?
少なすぎん?
電車は来ないので、線路に下りて、歩いたりなんかして。。。
ちょっとしたスタンド・バイ・ミー気分が味わえる!
スタンド・バイ・ミーごっこも飽きたので、駅舎にあった超アバウトな地図をたよりに付近を散策してみました。
味のある鉄橋。
橋の向こうがあんまり雰囲気が良くなさそうだったので登らずに眺めるだけにしておきました。
ここはペニャロール地区の中心地。
Plaza congreso de abril という広場にあった車輪。
汽車の車輪ですかね、けっこう大きくてびっくりしました。
公園のベンチが線路と枕木でできているではないか。。!
雑草が生いしげった線路に哀愁がただよう。。
観光地と呼ぶには少し寂しい場所でしたが、念願の訪問ができて感動しました!
ウルグアイに来て2年半ほどになりますが、いままでなぜ訪れなかったかと言うと、知らない場所に行くことが恐かったからなんです。
海外では常に危機感を持っておくことが大事なんですが、今回、行けたのは主人の勤め先の同僚の親戚の方が、この地区に住んでいるということを知って、この地区の情報を聞けたことと、その親戚の方に会いにも行けるということからなんです。
以上、ペニャロール地区散策報告でした~!