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アルゼンチンを代表するサッカークラブ、ボカジュニアーズの本拠地ラ・ボンボネーラに行ってきた

投稿日:2018-05-10 更新日:

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アルゼンチンを代表するビッグクラブチームのボカシュニオルズ(英・ボカジュニアーズ)。

ブエノスアイレスのボカ地区にその本拠地、通称ラ・ボンボネーラと呼ばれるメインスタジアムがあります。

サッカーに興味のない人はふーん、って感じでしょうが、ここはサッカー好きにはたまらない聖地なのです。

ボカジュニアーズのライバルチームであるリーベル・プレート(英・リバー・プレート)との対戦はスーペルクラシコ(英・スーパークラシック)と呼ばれ、世界で最も激しく最も重要なダービーのひとつとされていて、イギリスのオブザーバー紙は、「死ぬまでに観るべき50のスポーツイベント」の第1位に「(ラ・ボンボネーラで行われる)スーペルクラシコ」を選出したほどの世界中が注目する試合なのです!

先日、友人からTVでアルゼンチンのことやってるよ!と連絡があって、その内容がアルゼンチンでいちばん有名な日本人は誰かというアンケート調査だったんです。

その1位、誰かわかります?

正解は。。

元・日本代表サッカー選手の高原直泰!

彼は2001年の8月から半年だけですけど、ボカジュニアーズに所属していたのです。

ボカジュニアーズの歴史上で唯一のアジア人選手なんです。

たった半年しかいなかったのにこの認知度の高さ!

なんたって、アルゼンチンの人口の半分がボカジュニアーズのファンだという統計があるくらいですから、高原選手を覚えている人が多いのもうなずけます。

高原選手のことを調べていて見つけたボカジュニアーズ所属当時の心境を語ったインタビューを見つけました。

高原直泰のボカジュニアーズ時代の心境を語ったインタビュー記事

南米のトップチームでの経験が彼を成長させ、強くなれたと語っているのが嬉しいですね。

高原選手がプレーしたこのボンボネーラは入場料を払えば見学することが出来ます。

Museo de la pasion BOQUENSE ムセオデラパシオンボケンセ(ボカジュニアーズ博物館)のチケット売り場。

チケットの種類(金額は2018年5月現在のものです。)

MUSEO(博物館のみ) 200ペソ

ESTADIO TOUR + MUSEO(スタジアム見学ツアー(英語とスペイン語のガイド付き)と博物館) 260ペソ

VISITA EXRPRESS + MUSEO 230ペソ

MUSEO+VESTUARIO VIP(博物館とVIPロッカールーム見学) 380ペソ

スタジアムの見学をしたかったのでESTADIO TOUR + MUSEO(スタジアム見学ツアーと博物館) 260ペソ(12ドルくらい)のチケットを購入しました。

博物館へ入るとテベスがお出迎え。

今年でテベス、最後かな。

歴代のユニフォームが展示されています。

なぜ、ボカのチームカラーが青と金(黄色なのですがファンの間では金と呼ばれているそう)なのか。

その理由をスタジアムツアーでガイドさんが語っていました。

”最初、ボカジュニアーズは青色のシャツと白色のパンツのユニフォームだったのだが、同じ配色のよく似たユニフォームを着用していたチームと対戦することになり、両チームの話し合いで「試合をして負けた方は現在のユニフォーム使用を止める」という決闘試合をすることなった。

この試合にボカは負けてしまい、ボカは新しいデザインのユニフォームを決めなくてはいけなくなった。

クラブ会長が「明日の朝に、ボカの港に最初にやって来た船のカラーを新ユニフォームの色にする」と決め、翌朝一番に訪れた船舶がスウェーデンの船だったので、その国旗の色である青色と黄色が新しいチーム・カラーになった。”

そうです。

なかなか面白い逸話ですね!

青いシャツと白いパンツじゃここまでの人気チームになってなかったんじゃない?

この青と黄がいいんだもんね。

大きなサッカーボールの中に入っていろんな映像を見ることができます。

かわいい!

ボカを代表する選手といえばマラドーナ!

彼自身、幼少期からの熱狂的なボカファンであり、1981年にボカジュニアーズの所属選手となった。

若き日の現アルゼンチン大統領(2018年5月現在)のマクリ氏。

低迷していたボカジュニアーズの会長となり、その類まれな経営手腕でボカを立て直したのは有名な話。

さて、博物館見学の次はお待ちかねのラ・ボンボネーラスタジアム見学!

ゴール裏。

フィールドが近い!

左のメインスタンドにはマラドーナの契約するVIPルームがあるそうです。

スタジアムに入るだけやったら、試合のチケット買って見にいけばいいやんって思いません?

これがね、リーグ戦のチケットはソシオと呼ばれるファンクラブ会員で売切れてしまうので一般人がチケットを購入するのは今ではほぼ不可能になっているのです。

ソシオでも抽選なので当選した人しか買えないという過酷さ。

どうしてもボカの試合が見たい人は、ツアー会社などで買うことはできるようですが、かなり高額なようです。

ガイドのお姉さんがボンボネーラの歴史をたくさん教えてくれました。

ガイドさんが話すのは英語とスペイン語です。

こんなにもサッカー大国なのになぜヨーロッパのように商業化できていないのか。。?

ヨーロッパのあのケタ違いの契約金はどうやって生まれているのか、とても不思議です。

お次は相手チームのロッカールーム見学。

さして特筆することはない、シンプルなロッカールーム。

この先はボカのロッカールームなのですが、260ペソのESTADIO TOUR + MUSEOのチケットではこちらは入れませんでした。

やっぱり入りたいな~、って方は入り口に立っている男性に100ペソ払えば入ることができます。

せっかくなので100ペソ払って入ってみました。

わたしではなく、義両親が、ですけど。

こんな感じのロッカールームだったらしいです。

やっぱり相手側よりだいぶ豪華に作られてますね!

特にイスに顕著に現われているかと。。

義両親がボカのロッカールームを見学している間、そのとなりで子供たちがサッカーをしていたので見学していたのですが、これがなかなか楽しかったです。

以上でラ・ボンボネーラスタジアムの見学ツアーは終了です。

サッカー好きじゃないと、あんまり楽しくないかもしれませんが、アルゼンチンと言えばやっぱりサッカーですので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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