アルゼンチンで一番ガッカリした果物。。それはイチゴです。
この季節(アルゼンチンの季節は日本と真逆なので今は春です)になると美味しそうなイチゴが八百屋さんに並びます。
こちらに来てはじめての春に見かけた、路上の量り売りの屋台。
太陽の光でピカピカに輝く美味しそうなイチゴたち。
甘酸っぱいなんともいえない、いい香りが漂っていて買わずにはいられませんでした!
家に帰って、さっそく食べてみるとめっちゃ酸っぱいし、固い!!
あの甘いにおいは何だったのか。。?
日本のイチゴとのあまりの違いにガッカリして悲しかったですね~。
たまたま買ったのが甘くなかっただけなのかも、と他でもいろんなとこで買いましたがどれも同じ。
っていうか、日本のイチゴが異常なのかもしれないと気付きました(笑)
この国のイチゴはジャム用だと悟ってからは毎年ジャム作りが恒例となりました。
見かけはいつも美味しそうなんでつい買っちゃうんです。
とは言え、インフレの凄まじいアルゼンチンなのでイチゴも毎年値上がりがすごいです。
2014年は2kg55ペソだったのに今年は1kg60ペソ(わたしの行動範囲内では)!!
どんだけ~(古っ)!!
最初は出回り始めだからこんなに高いんかな?と、そのうち下がるだろうと思ってたんですが待てども待てども値段は変わらず。
今年は買うことはないかなって思ってたんですが、近所の八百屋さんでOfertaオフェルタ(お買い得価格)1kg45ペソになってて、きれいで美味しそうだったのでやっぱり今年も買っちゃいました。
ちなみにイチゴのことをスペイン語ではFRUTILLA(フルティーシャ)と言います。
フルーツのことはFRUTA(フルータ)と言うのでなんでやねんって思ったのを覚えています(笑)
春はやっぱりイチゴ食べたいんです!
主人はそのままでも美味しいって食べてましたけど、わたし的にはやっぱりイマイチだったので今年もイチゴジャム行き決定。
材料
Frutilla フルティーシャ(いちご)1kg
Azucar Mascabo アスーカルマスカーボ(黒糖)400g
Jugo de Limon フゴデリモン(レモン果汁)適量
作り方
① 洗って水気を切ったイチゴのヘタを取り、黒糖をまぶして一晩おいておく。
② 火にかけて灰汁を取りながら煮詰める。
③ 水分が少なくなってきたらレモン汁を入れてひと煮立ちさせて火を止める。
④ 熱いうちに煮沸消毒して乾燥させた瓶に入れる。
完成
1kgのイチゴで瓶2つぶんのジャムが出来あがりました。
まとめ
日本にいたときはそのまま食べて美味しいイチゴをジャムにするなんてもったいなくってあんまりジャムにしませんでした。
アルゼンチンのイチゴはあんまり美味しくなくてショックだったけど、手作りジャムの美味しさを再確認することができました。
ちょっと面倒くさいけど子供たちも喜んでくれるし、来年もきっと作るんだろうと思います。