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ペニャロール(ウルグアイ)対サンロレンソ(アルゼンチン)の試合を見てきた

投稿日:2017-08-07 更新日:

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主人の大好きなウルグアイのサッカーチームであるペニャロール(Club Atlético Peñarol)がサンロレンソ(Club Atlético San Lorenzo de Almagro)のホームで試合をするというので見にいってきました。

このサンロレンソのホームグラウンドの横にはビシャと呼ばれるスラム街があるので、行くか行かないかギリギリまで悩んだのですが急遽、試合がお昼の1時からに変更になったので、お昼ならばそれほど危なくないだろうということで決行することにしました。

持ち物は最小限に、いつものカメラは家に置いてきました。

主人のスマホでのみ写真を撮るようにしたので、自分の撮りたいときに撮れなくて少し歯がゆかったですが、もし強盗に遭って盗られた時の方がダメージが大きいですから。

去年行ったペニャロール対ラヌース(Club Atlético Lanús)の試合の時も治安の悪い場所でしたが、セントロからの有料の送迎バスに乗ったので安心だったんですが、今回は送迎バスがなく、23番のバスで向かいました。

これがまた途中でそのビシャの中を走るんですが、一瞬でビシャに入ったことがわかるくらい空気の違いを感じました。

バスが襲われることはないんだろうかと、運転手のおっちゃんも大変やな。。とけっこう怖かったですね。

そんなこんなで運転手のおっちゃんに入り口の近くで下ろしてもらったんですが、サンロレンソ側の入り口だったようで、反対側にある対戦チームの入り口までけっこう歩きました。

この歩いてる間もちょっと怖かったです。

ペニャロールのユニフォーム着てるにも関わらず、サンロレンソファンの人がみんなペニャロールの入り口を教えてくれて無事にたどり着くことができました。

入り口への標識も何にもない。。バリケードしてて入り口かどうかも怪しかったし。

まず入るには身分証明書が要ります。

そして警官数人がかりでの持ち物検査とボディチェック(女性は女の警官がチェック)。

ペットボトルは持ち込めませんので没収です。

去年、入る時は友人がポケットに入れていたリップクリームを容赦なく没収されていました。。

もうね、その完全武装された警官の多さにビビる!

サンロレンソのチームカラーの紺色とえんじ色のスタジアム!

一緒に行った日本人の男の子が紺色に細いえんじのラインが入ったジャージを着てたんですが、「サンロレンソは向こうや!」言われてました。。

私、赤のダウンなんですけど。。怒られなかったよ!

えんじちゃうもんね、赤やから!

みなさん、サッカー観にいくときは、せめて相手チームのカラーだけは身につけるのは避けましょう!

最初少なかったサポーターも試合が始まってからどんどん増えてきて、前半35分くらい経って整いだした横断幕たち。

さすがに隣国のチームやし、太鼓とかのリズム隊がいなくて応援が生歌だけで寂しいなぁと思っていたら、何やら外の方からドンドコ太鼓のリズムが聞こえてくる!

来たーー!!どうやら、ウルグアイから団体で応援に駆けつけてきたようです!

リズム隊が来て、一気にヒートアップのペニャロールサポーターたち!

発炎筒もライターも没収されんの分かってて持ってきてるよね!

この盛り上がりのまま、ペニャロールが勝利できたらよかったんですが、残念ながら3-0で負けてしまいました。

まぁ、練習試合ですからね。

主人は今期移籍してきたMotaモタ(本名Walter Garganoワルテル・ガルガノ)がなかなか良かったらしく、期待大の様子。

お疲れモードの下の娘。

というのもサンロレンソファンが出てからしかゲートを開けてくれないのでなかなか出ることが出来ず、これがけっこう疲れました。

そうしないとケンカになるそうで。。

帰り道、ペニャロールサポーターと話しながら歩いていたら、セントロまでの送迎バスに乗せてもらえることになりました。

本来ならば往復で1人100ペソ(2017年8月時点)だそうですが、帰りだけだからか、お金は要らないって言われました。

セントロまでのタクシーで行こうと思ったらそれくらいお金もかかるし、それ以前に拾えるかどうかもわからないのでここはお金を払ってでも乗りたいぐらいだったのでラッキーでした。

やんちゃなペニャロールファンの乗るバスは合わせて4台あり、十数台の白バイ(アルゼンチンの警察のバイクは白くないですけど)に護送されてBuquebusブケブス(ウルグアイ行きのフェリー)のターミナルで降ろしてもらえました。

この後、サポーター達はまたフェリーに乗ってウルグアイに帰るんですね。

セントロまで行くと帰るのに遠回りだったんですが、あのままバス停を探してビシャ近くを歩くよりバスに乗せてもらったほうが安全だったので乗せてもらえて本当に有難かったです。

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