今日はあいにくの曇り空。
友人家族と遠出を予定していたのですが、嵐が来るかもしれないというので、近場の観光スポットに連れてってもらいました。
サルタ市内から北西約10kmのところにあるQuebrada de San Lorenzoケブラーダデサンロレンソ(サンロレンソ渓谷)。
きれいな小川が流れる森でたっぷりのマイナスイオンに癒されます。
可愛らしい橋を子供たちが列をなして渡っていく。。あ、うちの下の子出遅れた!
さすがに4歳児には恐かったようです。
自然豊かなこの渓谷では約200種もの野鳥を観測することができるのだとか。
森の奥へと続く石の階段。
川下にはレストランも併設されていて、サルタのお土産もたくさん売っていました。
そのレストランの軒下で何やら美味しそうな料理を作ってる女の人が。
聞くとプチェーロを作っているんだそう。
プチェーロっていうのはお肉や野菜をじっくり煮込んだ料理で、シチューというよりはその具を楽しむ料理のことらしい。
いうなればおでんのような感じと言えば想像しやすいかと(おでんって具を食べて、スープはあんまり飲まないでしょ?)。
写真撮らせてほしいって言ったら、おもむろに肉を取り出して見せてくれました。
あー、美味しそう。。
馬に乗って、渓谷内を10分くらい散策することもできます。
値段を聞くとけっこうなお値段だったので乗るのは断念して、ちょっとだけお馬さんをナデナデさせてもらいました。
なんかめっちゃおどろおどろしい看板が。。
観光案内所?
馬の頭蓋骨、いや、角があるから牛か・・?
魔除け的な?
節分の鰯の頭みたいな?
駐車場に向かう途中でトルティーシャを売っている一家がいた。
アルゼンチンのトルティーシャはスペインの卵料理とは違って、薄く丸く焼いたパンのこと。
これ、めっちゃ美味しいんだよね~。
友人の奥さんが買ってくれました。
ブエノスでもたまに道端で炭火で焼いて売ってるトルティーシャ。
ここのはなんとヤギのチーズとかカショーテジャム(オレンジのフタのタッパーに入ってるやつ。手作りっぽくて美味しそう!)をサンドしてくれました。
カショーテジャムを知らない方はこちらのサルタのおすすめ郷土料理、ウミータ!で紹介してますのでご一読ください。
ヤギのチーズをはさんでもっかい炭火で焼いてくれるとか、コレ絶対、美味しいやつやん!
チーズとろーり、トルティーシャサクサクでめっちゃ美味しかった~。
ヤギのチーズって、ちょっとどうなん?って思いましたが全然クセも臭みもなくペロッと食べれました。
サルタではヤギのチーズ、よく食べるそうです。
車で帰る途中、El Castillo de San Lorenzoエルカスティーショデサンロレンソ(サンロレンソ城)というホテルの前を通りがかりました。
なんだか有名なホテルのようで、友人が写真を撮れというので撮ってみました。
19世紀後半に建てられたお城をホテルとして利用しているそうです。
とっても雰囲気のあるホテルでいつか泊まってみたいなぁ。
サンロレンソ渓谷、今日はちょっと寒いくらいで残念な天候でしたが、真夏の暑い日に行ったら涼しくてもっと楽しめただろうと思います。
自然が好きなかたはぜひ訪問してみてはいかがでしょうか。