クリスマスでいちばん楽しみなのがパネトーネ!ってくらいパネトーネが大好きなココ丸です。
小学生のときに親が買ってきてくれた北欧っていうパン屋さんのパネトーネを食べたのが最初で、あまりの美味しさに衝撃を受けました。
大人になってふと思い出して北欧に買いにいったらもう売ってなくてがっかりした思い出があります。
だからcomoのすごく日持ちするパンも好きですし、クリスマスにはドンクやコストコでパネトーネを買ってました。
アルゼンチンはパン文化だから、パネトーネが安く買えるんじゃないかと期待していたのですが、こちらでもけっこうな高級品です。
ちなみにアルゼンチンではパネトーネのことをパンドゥルセと言います。
この時期のスーパーマーケットのパンドゥルセ売り場。
スーパーで売ってるパンドゥルセなら値段もピンキリで、キリは言わずもがなピンでもあんまり美味しくない!
なんか匂いが強いんですよね、何入ってんのかなぁ、あの匂いは。
やっぱりカフェやパン屋で買ったほうが美味しいんですけど、これがめちゃめちゃ高い!
来た当初はまだあんまりドル、ペソの計算がよくわからなくて買ったんですけど、パン屋さんやカフェのパンドゥルセ、美味しかったです。
もうそんな贅沢できないんです、ウチの家計では。。。
ということでパンドゥルセ手作りしました。
おととしにも作って、けっこう簡単(時間はかかりますが)で、子供たちにも好評で美味しかったんで、今年もトライ!
おととしはどのレシピで作ったのか忘れちゃったので、簡単そうなレシピを探して作ったら失敗しました!
しかも2回も。
その原因はこね不足!
めっちゃ生地がベチャベチャで全然まとまんないな~、とか思いながら作ってたんですけど最初、スプーンで混ぜてましたから。
んでどんどん材料を足していくんですけど、いっこうにまとまらない。。
最初っから素手でこねないとダメなんですねぇ。
最初に作ったやつ。
ふくらみはしたんですどなんかボッソボソであんまり美味しくなかった。
粉が古かったからかな?とか思って同じ方法で作った二回目もベチャベチャ!
粉は新しいけどまたしてもスプーンで混ぜたからベチャベチャで、焼きあがりもケーキのよう。
これはこれでそれなりに美味しかったんですけど、パネトーネのふわっと感からはほど遠い仕上がり。
3回目は中種仕込みのレシピに変更して、やっと美味しいパンドゥルセが出来上がりました。
パネトーネマザー菌ではなく、ドライイーストで作ってます。
見ためもちぎりパンっぽくなりました!
パネトーネの入れ物で作ればもっとそれっぽくなるんですけど、まぁ、家族で食べるだけですのでリング型でじゅうぶんですね。
意外とクリスマスリースっぽくて可愛いかも!
リング型、万能です!
さてさて、気になるレシピはこちら!
パンドゥルセのレシピ リング型2個分
【中種】
強力粉 150g
小麦粉 50g
ドライイースト 10g
砂糖 40g
卵 40g
ぬるま湯 100g
バター 30g
【本種】
強力粉 300g
バター 100g
砂糖 100g
塩 5g
卵1コと牛乳合わせて 150g
洋酒に漬けたドライフルーツ 250g
・ドライフルーツはレーズン白・黒、干しイチジク、などお好きなものを前日に少量の洋酒(ラム酒、ウィスキーなど)に漬けておきます。
・バターは室温に戻しておきます。
① 中種の卵までをボウルに入れて、ドライイーストめがけてぬるま湯をかけて混ぜ、まとまってきたら台の上でこねる。
5分くらいこねたらバターを加えてさらにこねる。
丸めてボウルに入れラップをかけて2倍くらいに膨らむまで発酵させる。
② ガス抜きをした生地に本種の砂糖、塩、牛乳、卵を入れてこねる。
強力粉を加えてある程度まとまったら台の上でこねる。
バターを1/3づつ加えてこねていく。
生地がなじんできたらドライフルーツ(水分があったらキッチンペーパーで取っておく)を2回に分けて混ぜ込み、さらにこねる。
丸めてボウルに入れラップをかけて2倍くらいに膨らむまで発酵させる。
型にバターをぬっておく。
③ ガス抜きをして生地を1/2にして、それぞれ丸め、1つはボウルに入れて冷蔵庫でナイトオーバーさせる。
翌日に④の作業からはじめる。
④ もう1つは1/8に分けて丸め、型に並べラップをかけて2倍くらいに膨らむまで発酵させる。
オーブンを中火で温めておく。(170~180℃くらい)
⑤ 生地がふくらんだら、オーブンで30~40分くらい焼く。
まとめ
うちのオーブンには温度設定がないので中火と弱火を組み合わせて焼き上げています。
なので焼き時間は各ご家庭のオーブンで調節してみてください。
あと、うちにはリング型が1つしかなくオーブンも1段しか焼けないため、2回に分けて焼くために③の工程で1/2にしてますが、一気に焼ける方はこの工程は省いてください。
うちは子供がナッツを嫌がるので入れてませんが、くるみやアーモンドなどを入れても美味しそうですね。
けっこうめんどくさいですけど、とっても美味しいのでぜひ作ってみてくださいね!